仮面の娘、姫付き侍女へ

妹のお下がりの服を着て、素顔を仮面で隠して生きてきた私。

けれど、社交界デビューの日──
仮面を外した瞬間、周囲の視線が一斉に集まった。

「……あの娘、誰?」

噂はすぐに広まり、ついには国王の耳にも届く。

呼び出された私に、国王は静かに告げた。

「姫には友がいない。
 だからこそ、そなたのような者が必要なのだ」

そして国王は、思いもよらない任を与える。

──「姫付き侍女として仕えよ」

ただ隠れて生きてきた日々は終わり、
姫のそばで過ごす新しい世界が始まる。

これは、仮面の下に隠れていた娘が
“姫付き侍女”として歩き出す物語。

24h.ポイント 1,591pt
10
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