推し様が変!私のせいで乙女ゲーの世界がバグっちゃったので、図書司書は地球の裏側へ夜逃げします(モブ枠)
「この学園、全員転生者じゃないか……?」
貴族も、王子も、悪役令嬢も。この世界は、乙女ゲームの台本を熟知した「転生者」たちで溢れかえっている。
誰もが効率的な好感度稼ぎに命を懸ける学園で、ただ一人、能面で数学を教える男・漣(さざなみ)がいた。
彼の口癖は常に「・・・」。
誰が何を言おうと、どれほどヒロインが泣き叫ぼうと、一切の感情を見せない。
そんな地獄のような学園で、図書館司書の典子(ただのモブ)の唯一の癒やしは、漣先生をこっそり推すことだけ。
「今日も先生のチョークを持つ手が尊い……。今日も先生の『・・・』は理知的で美しい……」
しかし、典子が行う「ちょっとした不用意な接触」が引き金となり、なぜかそのたびに学園のシナリオは物理法則を無視して歪み、崩壊していく。
「ひえええ! 私のせいで先生の平穏が……!」
パニックになるモブ司書と、そんなことには一切動じず「・・・(スン)」としか言わない能面教師。
乙女ゲーの世界が徐々にバグっていく中で、ただ推しを拝みたいだけのモブ司書と、マイペースを貫く能面教師が織りなす(少し狂った)学園ラブコメディ!
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