「おまえの幸せのためなら、オレは全て犠牲にできる。世界も、オレ自身でさえも。」~勇者の友情、魔王の涙外伝2~
フェアとラントの友情譚、再び。魔族が人を襲う世界。魔族を倒せる武器を持つ勇者であるフェアと、勇者を助ける魔法使いであるラント。彼らの故郷は、十歳のときに、魔族に滅ぼされた。それから6年間、二人の少年は、魔族を倒すために世界中を旅している。たくさんの人を守りたいと願う、まっすぐな気性のフェア。美少年で外面はいいが、実はフェア以外の誰にも心を許さないラント。彼らが今回滞在する街は、祭の最中だった。人間に裏切られ、彼を殺してしまった森の精霊を慰めるための祭。そこで二人は、ルウナという少年占い師と出会う。ラントに、「フェアさんは、いつかラントさんを裏切る。」と予言するルウナ。ラントは「報われなくてもいい。」と答える。まるで、ルウナの予言が成就することを知っているかのように。ルウナに「フェアさんを殺せば、誰にもとられない。」と唆されるラント。果たして、ラントの選択は。そしてそれを、フェアは受け入れるのか。「おまえを泣かせてまで、ほしいものなんかない。」~勇者の友情、魔王の涙~と、「オレは、おまえになら喜んで束縛されてやる。」~勇者の友情、魔王の涙外伝1~の続編ですので、さきにそちらを読んでいただけるとありがたいです。一応、一話完結で説明もしてありますので、これだけ読んでも意味不明ではない…はず。ただ、終幕だけは正伝を読んでいないと「?」となります。正伝は残酷描写があるのでR15ついてますが、全然たいしたことはないです。
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