ご主人様、そんなに溺愛されましても私はただの奴隷ですよ?

 現代日本の記憶を持つ奴隷のアミナは、とある男爵族の元で下女として働いていた。だが、男爵家が没落し奴隷のアミナも売りに出される事に。

「僕がこの子を買おう」

 アミナを買ったのは、侯爵家の嫡男グラヴィス。新たに侯爵家の元で下女として働く事になったアミナだったが、主人であるグラヴィスはやたらとアミナを溺愛するようになる。

「こんなにお皿をピカピカに磨くなんて! 君は小間使いに昇格だ!」

「そんなに溺愛されても、私はただの奴隷なんですけど……」

 ただの奴隷だったアミナ。
 やがてアミナの運命は大きく変わっていくのだがーー

※オープニング短め。一話2000字前後で読みやすさ優先で書いていきます。

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