脳を売る店
The Paracas people have two brains in their long heads: one male and one female.
OMNIBUS STORY
『パラカス人』は、はるか遠い星から700万年前に300名だけで地球に移住して来た。
そして・・・
この店の店主はそのパラカス人である。
『福禄寿』の様な長い頭を持ち、片方の目にはアイパッチをしている。
実は、この長い頭の中には『脳が二個』入っている。
一個は男の脳、もう一個は女の脳である。
ホモ・サピエンス(人間)の様な生殖本能は持ち合わせおらず、その進化過程も全く異なる『異人類』である。
通常。店主は『2-1(男)』の脳を使用しているが、日により『2-2(女)』の脳を使い分けて接客している。
片方の目にアイパッチをしている時は男、透けた布をマスクの様に口を隠して店に出て来る時は女に変わった時である。
二つの脳は月に二回、陽の当たる砂浜に出て交互にメンテナンス(光合成)をしている。
この店は表面的には主(オモ)に『脳の交換・バージョンアップ・メンテナンス・自我の悩み(人生相談)』等を行っているのだが・・・
この作品は著作権を放棄したものではありません。
OMNIBUS STORY
『パラカス人』は、はるか遠い星から700万年前に300名だけで地球に移住して来た。
そして・・・
この店の店主はそのパラカス人である。
『福禄寿』の様な長い頭を持ち、片方の目にはアイパッチをしている。
実は、この長い頭の中には『脳が二個』入っている。
一個は男の脳、もう一個は女の脳である。
ホモ・サピエンス(人間)の様な生殖本能は持ち合わせおらず、その進化過程も全く異なる『異人類』である。
通常。店主は『2-1(男)』の脳を使用しているが、日により『2-2(女)』の脳を使い分けて接客している。
片方の目にアイパッチをしている時は男、透けた布をマスクの様に口を隠して店に出て来る時は女に変わった時である。
二つの脳は月に二回、陽の当たる砂浜に出て交互にメンテナンス(光合成)をしている。
この店は表面的には主(オモ)に『脳の交換・バージョンアップ・メンテナンス・自我の悩み(人生相談)』等を行っているのだが・・・
この作品は著作権を放棄したものではありません。
あなたにおすすめの小説
身に覚えのない悪事で婚約破棄された件〜腑に落ちなかったので事実を突き止めたら、同名の別人のことでした〜
月森かれん「今ここで、我等の婚約を解消する」
突然、王太子から突然婚約破棄を告げられた侯爵令嬢レイラ。しかも理由は、禁書の盗難や暴行事件など身に覚えのない悪評ばかり。
しかし、婚約破棄後も噂は止まらなかった。
屋敷から一歩も出ていないのに、新たな悪事が次々と広まっていくのだ。
不審に思ったレイラが調査を進めた結果、驚くべき事実が判明する。
遠く離れた国に、同名の令嬢がいた。
レイラは事実を確かめるべく、その令嬢の所に乗り込むが――?
地味な女はお払い箱ですか?なら、もっと身の丈に合う場所へ行きます
有賀冬馬「恥ずかしくて一緒に歩けない」
……そんなひどい言葉で、私のすべてを否定した婚約者。
彼の隣には、私とは大違いの、誰もが振り返るような華やかな令嬢が寄り添っていました。
惨めで、哀れで、息をすることさえ苦しい。
冷たい視線に晒され、逃げるように走り出した私に、残されたものはもう何もありません。
誰でもできる。そう、それで?
玉響なつめその才を見込まれて嫁いだアムネジアは、夫でモルド子爵のカッサータから離縁とクビを言い渡される。
「お前の仕事なんて誰でもできる」と言われ彼女は出て行った。
その後、カッサータはどうなったのか?
※小説家になろう・カクヨムでも公開しています
妹ばかり愛した家族へ。私が王太子妃になった日、皆さんは謝りました。けれど、もう遅いのです
由香【全一話完結】
幼い頃から妹の引き立て役として生き、婚約者まで奪われて家を追放された侯爵令嬢エレナ。
傷ついた彼女が助けた青年は、身分を隠した王太子だった。
一年後、王太子妃となったエレナの前に現れたのは、今さら「家族だから」と擦り寄ってくる両親と妹。
けれど彼女は、もう二度と振り返らない。
うちの婚約者、たぶん攻略対象です
白瀬しおん七歳の誕生日に前世の記憶を取り戻したアリアナは、自分が乙女ゲームの攻略対象レイナルトの婚約者だと知る。
将来の面倒事を避けるため、彼から距離を置こうと決意するアリアナ。しかし、中庭でも図書館でも購買でも、なぜか行く先々でレイナルトと遭遇してしまう。
避けているはずなのに近づいてくる婚約者。そんな彼には、アリアナを追いかける理由があるようで――。
片思いの貴方に何度も告白したけど断られ続けてきた
アリス幼馴染で学生の頃から、ずっと好きだった人。
高校生くらいから何十回も告白した。
全て「好きなの」
「ごめん、断る」
その繰り返しだった。
だけど彼は優しいから、時々、ご飯を食べに行ったり、デートはしてくれる。
紛らわしいと思う。
彼に好きな人がいるわけではない。
まだそれなら諦めがつく。
彼はカイル=クレシア23歳
イケメンでモテる。
私はアリア=ナターシャ20歳
普通で人には可愛い方だと言われた。
そんなある日
私が20歳になった時だった。
両親が見合い話を持ってきた。
最後の告白をしようと思った。
ダメなら見合いをすると言った。
その見合い相手に溺愛される。
誰が愛してほしいと言いました?
翠「お姉ちゃんなんだから、わかるでしょう?」
いつだって妹の不始末は姉の責任。
「家族のため」その言葉に必死に応えていた、幼い頃の私。そうすれば、愛してもらえると思っていたから。
だけどどれだけ求めても、その手の温もりを知る日はこなかった。
だから——
「誰が、愛してほしいと言いました?」
「『健気』にも限界がありますわ」
私はもう、何も求めない。
「では、ごきげんよう」
※一話完結のスカッと短編です。