月光に照らす君
省エネ主義者の高坂幸太朗は友人の頼みから自分には似つかない部活に所属することになる。第三教棟の五階にある埃まみれの空き部屋を使い、高坂達部員三名は”学研”即ち”学校研究部”という部活を作り、部室に集まっては学校で起こった不可解な現象や歴史などを調べたりしていたが、やはり高坂はこの部に入る需要が皆無であることに感じ、すぐに辞めることを決意した。
しかしある日、何気なく授業を受ける自分の教室から部室を見るとそこには見たことのない薄茶色に髪を染めた美しい少女の姿がいた。
それからというもの高坂はもう一度彼女と出会うために部室に通うことをやめなかった。
ようやく彼女と会えた日、衝撃の事実が知らされた。
それは彼女がこの世界の人間ではないこと、特定の時間しかこの世界にしかいられないこと、時間が経つと消えてしまうこと。
そして何度も会うに連れて異世界から来た彼女に恋心が芽生え始める。
何故彼女はこの世界に現れたのか、そんな彼女に高坂は何故恋をしたのか、そして、いたくてもいられない彼女と、会いたくても会えない高坂の感情が混じり合い、異世界という次元を覆すパラドックス!!
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しかしある日、何気なく授業を受ける自分の教室から部室を見るとそこには見たことのない薄茶色に髪を染めた美しい少女の姿がいた。
それからというもの高坂はもう一度彼女と出会うために部室に通うことをやめなかった。
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