媚薬を使ってでも引き留めたいお話
美鈴には前世の記憶がある。現代日本の女子高生だった記憶だ。しかし卒業目前、病で儚くなった。
「王冠を君に」というファンタジー小説が好きだった美鈴。
転生したので「異世界転生か!?」と期待したがまさかの現代日本。ただし、パラレルワールドなのか「王冠を君に」という小説自体がなかった。
異世界転生でもないし、推し作品すらないパラレルワールドだと知った美鈴はがっかり。
だが、幼い美鈴の母のママ友で幼馴染として育つことになった男子が…まさかの王冠を君にの主人公「律」と「薫」だった!?
律の尊大な態度も、薫のふわふわした性格もまさに憧れた二人そのもの。
そんな二人に猛烈に懐いた美鈴に、律と薫は「しつこい!」とキレるがそれでも続く熱烈な愛に最後には根負けして優しくなり、そのうち溺愛し始める。
「幼馴染」として律と薫に手作りのお弁当を持参したり誕生日プレゼントに張り切ったりと推し活に大忙しな美鈴。
現代日本の女子高生だった記憶を持つ美鈴には勉強など「授業を真面目に受ければ思い出せる知識」でしかなかったため、小中学では成績優秀だった。
律と薫も「王冠を君に」の世界での記憶があるらしく、同じく授業と宿題さえやってればおーけーのイージーモード。
そんな美鈴と律と薫はやがて高校生に。
美鈴は家庭の事情と成績の良さから返済不要の奨学金を得て、特待生制度で細かいお金も免除してもらい、バイトを掛け持ちする。
やがて忙しさから倒れる美鈴。
それにキレた二人が、「親権なんて関係ない」「僕たちが美鈴の保護者になる」「もう苦労なんてさせない」と言い出して…。
頑張りすぎる幼馴染を、媚薬を使ってでも引き留める幼馴染ズのそんなお話。
または、ちょっとヤンデレの入った推しである幼馴染たち二人を一人で独占してしまう「ひとりじめ」のお話。
小説家になろう様でも投稿しています。
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