「君とは遊びだった」という事なので、アナタが破滅する人生ゲームを始めましょう。

王立の貴族学校に通う伯爵令嬢ゾフィ・ヴァイヤン。
主席のオディロン公爵令息アンジュ・デュゲとは、卒業後に結婚するはずだった。

「君が地味でぼっちで可哀想だったから、遊んでやったんだよ」
「そんな……!」

実はゾフィは、同盟国から留学してきた第一王女。
成人前にお忍びで社会勉強するしきたりに則り、目立たないようにしていたのだ。

卒業パーティーでアンジュは別の令嬢と婚約を発表し、ゾフィは笑い者にされた。
けれどひとり寂しく門から一歩踏み出した時、ゾフィは華麗に振り返った。

「高慢な裏切り者に罰を!」

誰も聞いていなかった。

数年後、女王となっていたゾフィはかつての婚約者+aを招いた。
その宴に特別な余興を準備して……

「神がサイコロを振らなくても私が振るのよ! そぉ~れっ♪」


(※R15は保険です。尚、タグの「ラブコメ」は間違いではありません)
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