重なり合うBLUEー全部あなたにあげるからー

隣の芝生は、果たして本当に青いのか?

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「何で、こんな人生なの…。何で、こんな人生なの…」

「どうして私だけ、どうして私だけ、手にする事が叶わないの…」

肩が、ぶつかった。

「えっ?」

「いや」

ゴロゴロと土手を転がる私と知らない誰か………。

ゴンッ……。

死ぬの?こんな人生で?


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
澄みきった青空を見つめながら、私は彼女を思い出していた。今頃、生きているのだろうか?どうしている?望んだ人生は、幸せ?あなたが欲しかった人生だったでしょ?

「葵、帰ろう」

「うん」

私は、幸せだよ!この手を放したくないほどに…。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「ママ」

「帰ろう」

「うん」

望んだ人生だったけど、驚く程に不幸が染み付いていた。私は、許されるのならばこの人生は選びたくなかった。
それでも、もう進むしかないのだ。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

一人の女の絶望と一人の女の切望が、重なり合った時…。それは、起こった!

絶望は、幸せに変わり、切望は絶望に変わった。


短編小説になります。

小説家になろう、カクヨムに投稿させていただきます。
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