御伽噺のその先へ
ほんの気まぐれと偶然だった。しかし、あるいは運命だったのかもしれない。
高校1年生の紗良のクラスには、他人に全く興味を示さない男子生徒がいた。
彼は美少年と呼ぶに相応しい容姿なのだが、言い寄る女子を片っ端から冷たく突き放し、「観賞用王子」と陰で囁かれている。
その王子が紗良に告げた。
「ねえ、俺と付き合ってよ」
言葉とは裏腹に彼の表情は険しい。
王子には、誰にも言えない秘密があった。
高校1年生の紗良のクラスには、他人に全く興味を示さない男子生徒がいた。
彼は美少年と呼ぶに相応しい容姿なのだが、言い寄る女子を片っ端から冷たく突き放し、「観賞用王子」と陰で囁かれている。
その王子が紗良に告げた。
「ねえ、俺と付き合ってよ」
言葉とは裏腹に彼の表情は険しい。
王子には、誰にも言えない秘密があった。
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主人公の紗良は普通の女の子。
紗良と同じクラスに他人には興味を示さない為に、観賞用王子と囁かれている男の子がいる。
ある事がきっかけで紗良はその彼と接点を持つようになる。
そこから始まる2人の行先には何が待っているのか──
作者様の言葉の選び方や紡ぎ方がすごく秀逸で、
日常の中であっても美しい情景が浮かんできて気がつくと物語の中に引き込まれています。
心の機微も丁寧に書かれていて、主人公はもちろん他の登場人物もみんな魅力的です。
あまり書くとネタバレになってしまうので割愛しますが、
紗良の彼を想う気持ちの強さに惹かれ、応援せずにはいられませんでいた。
読んだ後も余韻に浸っていられるとても素敵な作品でした。
またスピンオフ的なお話が読めるといいなぁ……
などと勝手に期待しています!
素敵な作品をありがとうございました。
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