辺境伯家令嬢の闘う婚活事情〜かかってこいや! なんて言ってません!〜
辺境伯家の一人娘、ライザ・フォン・アルディアは悩んでいた。
将来、広大な辺境領を背負う立場として、そろそろ伴侶を見つけなければならない。
だが、ただ強いだけの男では意味がない。
必要なのは、いざという時に背中を任せられる相手。
そこでライザは、自らへの挑戦を受け付けることにした。
実力も胆力も兼ね備えた人物なら、きっとその中にいるはず――だったのだが。
挑戦者はなぜか次々と壁にめり込み、学園では「ライザ様婿候補決定戦」なる催しまで開催される始末。
婚活のはずが大規模模擬戦へ発展し、新聞部は大騒ぎ。生徒会は便乗。第三王子まで参戦して、事態はますます混迷を極めていく。
そんな中、ライザは一人の平民生徒と出会う。
目立たず、騒がず、派手な戦い方もしない。
しかし彼は、誰よりも冷静に戦場を見ていた。
強さとは何か。
信頼できる相手とは誰なのか。
辺境伯令嬢の少し騒がしい婚活が、いま始まる。
将来、広大な辺境領を背負う立場として、そろそろ伴侶を見つけなければならない。
だが、ただ強いだけの男では意味がない。
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