剣を取れ、自称勇者(笑)とやら。
20××年2月14日──その日はバレンタイン。軍人兼女子高生の兎月(とづき)鈴音(すずね)は16歳でありながら日本軍に所属していた…。
世間が浮わつく日、残念ながら──鈴音には春はなかった…と言うか、片思いの相手とは歳が離れすぎてて異性として見られない…どうしたものか。
悩んでいる間にバレンタイン当日……バレンタインチョコ(市販の高級品)を手に飛び出したトラックから幼女を庇って轢かれ死んだ──筈だった。
鈴音が次目覚めた先──…そこは、とあるダンジョンの下層。
陸軍少佐であった鈴音──その身体は。
「な、」
なんじゃこりゃぁああ~~~ッッ!!!?
…鈴音はミミックになっていました。
冗談じゃない!憧れの総司令(65歳)に告白すらしていないと言うのに…っ!そも、“デートのお誘い”すら『冗談』と取られる……そんな事は良いんだよ!
それより!この身体…!!
どうにかならないのかぁ~~っっ!?(嘆)
シクシクシクシク…シクシクシクシク…シクシクシクシク…ッ!!(泣)
進め、ミミック鈴音!明日があるさ!きっと。…たぶん。
これはひょんな事から異世界〝アスモデウス〟にミミック転生した鈴音が紆余曲折を経て異世界を駆け巡る冒険譚である!!
──人化まで後99日。
出会いあり、再会あり、片想いあり、無双あり、別れあり、飯テロありーー。
頑張れスズ、負けるなスズ!
世間が浮わつく日、残念ながら──鈴音には春はなかった…と言うか、片思いの相手とは歳が離れすぎてて異性として見られない…どうしたものか。
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「な、」
なんじゃこりゃぁああ~~~ッッ!!!?
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それより!この身体…!!
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シクシクシクシク…シクシクシクシク…シクシクシクシク…ッ!!(泣)
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2025/06/22