厨二病?違う、俺は本物の魔法使いだ。

世の中には厨二病という言葉が存在する。
それは目に見えやすく、憚られるものであり屡々嘲笑の対象として教室の隅に追いやられてしまうような...そう、可哀そうな存在であるといえよう。

そんな中、今から君たちに読んでもらうのはそんな可哀そうな存在のお話。ではなく、ある日本当に魔法が使えてしまったとある男子中学生のお話である。
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