愚かな王太子に味方はいない

「オレリア・ヴァスール・ド・ユベール。君との婚約を破棄する」

 20歳の誕生日パーティーの場で、俺は腕に別の令嬢をぶら下げて、婚約者であるオレリアに婚約破棄を言い渡した。

 容姿も剣も頭も凡庸で、愚直で陰気な王太子の俺。
 全てにおいて秀才で、華麗な傑物の第二王子の弟。

 ある日王太子は、楽しそうに笑い合う婚約者と弟を見てしまう。

二話目から視点を変えて、断罪劇の裏側と、真実が明らかになっていきます。
3万文字強。全8話。「悪女の真実と覚悟」までで本編完結。
その後は番外編です。

この作品は「小説になろう」にも掲載しております。
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