【完結】「君を愛することはない」と言われた公爵令嬢は思い出の夜を繰り返す
「君を愛することはない!」
鳴り響く鐘の音の中で、三年の婚約期間の末に結ばれるはずだったマルクス様は高らかに宣言しました。隣には彼の義理の妹シシーがピッタリとくっついています。私は笑顔で「承知いたしました」と答え、ガラスの靴を脱ぎ捨てて、一目散に式場の扉へと走り出しました。
え?悲しくないのかですって?
そんなこと思うわけないじゃないですか。だって、私はこの三年間、一度たりとも彼を愛したことなどなかったのですから。私が本当に愛していたのはーーー
◇よくある婚約破棄
◇元サヤはないです
◇タグは増えたりします
◇薬物などの危険物が少し登場します
あなたにおすすめの小説
あなたの愛が正しいわ
来須みかん
恋愛
旧題:あなたの愛が正しいわ~夫が私の悪口を言っていたので理想の妻になってあげたのに、どうしてそんな顔をするの?~
夫と一緒に訪れた夜会で、夫が男友達に私の悪口を言っているのを聞いてしまった。そのことをきっかけに、私は夫の理想の妻になることを決める。それまで夫を心の底から愛して尽くしていたけど、それがうっとうしかったそうだ。夫に付きまとうのをやめた私は、生まれ変わったように清々しい気分になっていた。
一方、夫は妻の変化に戸惑い、誤解があったことに気がつき、自分の今までの酷い態度を謝ったが、妻は美しい笑みを浮かべてこういった。
「いいえ、間違っていたのは私のほう。あなたの愛が正しいわ」
夫は私を愛していないそうなので、遠慮なく離婚します。今さら引き止められても遅いです
藤原遊
恋愛
王妃付き護衛騎士である夫に、「お前を愛したことはない」と告げられた。
理由は単純。
愛などなくても、仕事に支障はないからだという。
──そうですか。
それなら、こちらも遠慮する必要はありませんね。
王妃の機嫌、侍女たちとの関係、贈り物の選定。
夫が「当然のように」こなしていたそれらは、すべて私が整えていたもの。
離婚後、少しずつ歯車は狂い始める。
気づいたときにはもう遅い。
積み上げてきた信用は、静かに崩れていく。
一方で私は、王妃のもとへ。
今さら引き止められても、遅いのです。
大嫌いな幼馴染の皇太子殿下と婚姻させられたので、白い結婚をお願いいたしました
柴野
恋愛
「これは白い結婚ということにいたしましょう」
結婚初夜、そうお願いしたジェシカに、夫となる人は眉を顰めて答えた。
「……ああ、お前の好きにしろ」
婚約者だった隣国の王弟に別れを切り出され嫁ぎ先を失った公爵令嬢ジェシカ・スタンナードは、幼馴染でありながら、たいへん仲の悪かった皇太子ヒューパートと王命で婚姻させられた。
ヒューパート皇太子には陰ながら想っていた令嬢がいたのに、彼女は第二王子の婚約者になってしまったので長年婚約者を作っていなかったという噂がある。それだというのに王命で大嫌いなジェシカを娶ることになったのだ。
いくら政略結婚とはいえ、ヒューパートに抱かれるのは嫌だ。子供ができないという理由があれば離縁できると考えたジェシカは白い結婚を望み、ヒューパートもそれを受け入れた。
そのはず、だったのだが……?
離縁を望みながらも徐々に絆されていく公爵令嬢と、実は彼女のことが大好きで仕方ないツンデレ皇太子によるじれじれラブストーリー。
※こちらの作品は小説家になろうにも重複投稿しています。
妹と旦那様に子供ができたので、離縁して隣国に嫁ぎます
冬月光輝
恋愛
私がベルモンド公爵家に嫁いで3年の間、夫婦に子供は出来ませんでした。
そんな中、夫のファルマンは裏切り行為を働きます。
しかも相手は妹のレナ。
最初は夫を叱っていた義両親でしたが、レナに子供が出来たと知ると私を責めだしました。
夫も婚約中から私からの愛は感じていないと口にしており、あの頃に婚約破棄していればと謝罪すらしません。
最後には、二人と子供の幸せを害する権利はないと言われて離縁させられてしまいます。
それからまもなくして、隣国の王子であるレオン殿下が我が家に現れました。
「約束どおり、私の妻になってもらうぞ」
確かにそんな約束をした覚えがあるような気がしますが、殿下はまだ5歳だったような……。
言われるがままに、隣国へ向かった私。
その頃になって、子供が出来ない理由は元旦那にあることが発覚して――。
ベルモンド公爵家ではひと悶着起こりそうらしいのですが、もう私には関係ありません。
※ざまぁパートは第16話〜です
【完結】皇太子の愛人が懐妊した事を、お妃様は結婚式の一週間後に知りました。皇太子様はお妃様を愛するつもりは無いようです。
五月ふう
恋愛
リックストン国皇太子ポール・リックストンの部屋。
「マティア。僕は一生、君を愛するつもりはない。」
今日は結婚式前夜。婚約者のポールの声が部屋に響き渡る。
「そう……。」
マティアは小さく笑みを浮かべ、ゆっくりとソファーに身を預けた。
明日、ポールの花嫁になるはずの彼女の名前はマティア・ドントール。ドントール国第一王女。21歳。
リッカルド国とドントール国の和平のために、マティアはこの国に嫁いできた。ポールとの結婚は政略的なもの。彼らの意志は一切介入していない。
「どんなことがあっても、僕は君を王妃とは認めない。」
ポールはマティアを憎しみを込めた目でマティアを見つめる。美しい黒髪に青い瞳。ドントール国の宝石と評されるマティア。
「私が……ずっと貴方を好きだったと知っても、妻として認めてくれないの……?」
「ちっ……」
ポールは顔をしかめて舌打ちをした。
「……だからどうした。幼いころのくだらない感情に……今更意味はない。」
ポールは険しい顔でマティアを睨みつける。銀色の髪に赤い瞳のポール。マティアにとってポールは大切な初恋の相手。
だが、ポールにはマティアを愛することはできない理由があった。
二人の結婚式が行われた一週間後、マティアは衝撃の事実を知ることになる。
「サラが懐妊したですって‥‥‥!?」
「離縁状の印が乾く前に、王太子殿下から花束が届きました」〜五年間「置物」と呼ばれた侯爵夫人、夫が青ざめるのは王家との縁が切れてからでした〜
まさき
恋愛
侯爵夫人として過ごした五年間、夫に名前を呼ばれたことが一度もなかった。
愛人を夜会に連れてきた翌朝、私は離縁状を置いて屋敷を出た。
夫は「すぐ戻る」と思っていたらしい。
でも届いたのは、王太子殿下からの白薔薇だった。
「五年、待ちすぎました。今度こそ私の隣に」
幼馴染の殿下は、いつも私を「アメリア」と呼んでくれた。
ただそれだけで、五年分の何かが、ほどけていった。
夫が全てを失うのはこれからの話。
私が本当の笑顔を取り戻すのも、これからの話。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
どうぞお好きになさってください
みおな
恋愛
学園に入学して一ヶ月。
婚約者の第一王子殿下は言った。
「学園にいる間くらい自由にさせてくれないか。君が王太子妃になることは決定事項だ。だから、せめて学園に通う二年間は、僕はひとりの男として自由に過ごしたい」
公爵令嬢はその綺麗な顔に冷酷な笑みを浮かべる。
「好きになさればよろしいわ」
感想ありがとうございます。
いろいろ反省点はあるのですが、次作に活かせるようにがんばります💦
分かりにくくてすみません;;
そして更新が亀でごめんなさい…🐢
がんばりますので生暖かい目で見守っていただけますと幸いです……🙏🙏
感想ありがとうございます。
ガストラの台風はかなり手強いのです…!
感想ありがとうございます。
なんだか不穏な雰囲気になり過ぎてしまう傾向があるので、今後はさっぱりさっくりを目標にしたいです🥹(たぶん難しいのですが…)
番外編は好き勝手に書いた結果、なんだか入り切っていない部分もあるやもです…
またちょこちょこ追加するかもしれませんので、気が向いたらどうぞ遊びに来てくださいませ🎄
感想ありがとうございます。
最後まで読んでいただけて感謝です!
キャラクター的にミレーネのようなさっぱり系も書いていて楽しいことが分かったので、機会があればこういうキャラクターも主人公にしてみたいです^^
ミレーネの番外編は明日に投稿予定です。
グレイスと父の番外編を希望していただいて嬉しいです。駆け足で終わってしまったので、近々書けたらよいなと思います…!こちらこそ勿体無いほどのお言葉ありがとうございました!
感想ありがとうございます。
そうですよね、不器用な二人に好意的な方もいれば「もっとこう動けば良いのに…!」と思う方もいらっしゃると思うので、お気持ちは分かります;;
最後駆け足気味、とてもその通りです。ギクッ🌚
他の方の感想でも見かけたので、そのあたりに触れる話をどこかで番外編として追加出来ればと思います。お時間少し掛かるかもしれませんがごめんなさい…
その際はどうぞ宜しくお願いいたします。
感想ありがとうございます。
そうですね、なんだかんだ言って未だに話の引き合いに奥様の名前を出して来る父なので……まだ心の中には奥様の存在があるでしょうね。
薄い本の内容気になりますよね。番外編で載せたかったのですが力尽きたので、また力がみなぎったら更新させていただきますね。(でもR15で公開してるので控えめに…)
感想ありがとうございます。
イブでしたね、おめでとうございます🎄
このお二人のラストになりました。
たしかにシシーのことなので一服盛っていてもおかしくない……しかし、マルクスも満更でもなかったので自業自得感はありますね🥹
感想ありがとうございます。
デリックはレナードがイメルダに気があることを知っていてイメルダに興味を持った感じなので、イメルダが好き<レナードを打ち負かしたい…になっていたのかなと思います。昔知人に「他人の彼氏がよく見える」というタイプの女性が居たのですが、それの男版ですね。
マルクスは責任を取りたくない人なので、シシーとの行為で子供が出来るようなことがあるのかな…という疑問をイメルダは抱いたようでした。シシーは飲み歩いていたようなので、マルクスではない可能性もありますね。書けたらいつか真相を書きたいものです(・ω・`)
ミレーネの方が王太子妃としては相応しい人格なんでしょうが、王妃もああいう感じだけど上手く回っているので、ありかな…と。今後の成長に期待ですね!
番外編も勝手な内容ですが、楽しんでいただけますと幸いです。ご愛読ありがとうございました!
感想ありがとうございます。
デリックみたいに上辺の優しさを見せてくれる人って居ると思うんですよね。そして責任転嫁がお好き。
もう少しで完結なので綺麗さっぱり一掃できるますように……
感想ありがとうございます。
一応本作はドアマットを想定していなかったので、あまり酷い目には遭わせたくないのですが…
ニューショアに出向いているあの方が早く戻れば良いんですけども……
kekekokkoさん、感想ありがとうございます。
別の拙著でもお名前見掛けたことがあるので、本作も読んでいただけて嬉しい限りです^^
最後までお楽しみいただけますと幸いです!
感想ありがとうございます。
伝家の宝刀「ご都合主義」を発動して、そのあたりは婚前調査が行われるのみとさせてください……
さすがに色々な殿方と噂のある令嬢は敬遠されるかもしれませんが、マルクズ…げふげふっ……マルクスとの婚約関係のみのイメルダはそこまでお咎めはない…はず…
感想ありがとうございます。
ミレーネに転がり込む6000万……たしかに大金ですね。
彼女がどうしてイメルダにその請求をしたかは特に明かされないのですが、一応作者的には「イメルダに気を遣わせないため」の配慮もあるのかな、と思っております。
イメルダはドット兄妹と戦うには力不足です。しかし、彼女の人柄に惹かれた周りの協力を得ることが出来たのも事実なので、今後は自分でもしっかり自立してほしいですね…
レナードがイメルダ父ぐらいの年齢だったら欲望を押さえ込むことも出来たかもしれませんが、彼はまだ若かったのです(それで済まされる事ではないですが)。そしてイメルダが知らないだけで門番、夜間の警備等へはレナードから口止めがされている…はず。
まだまだ未熟な二人ですが、どうぞ見守ってくださると幸いです。
感想ありがとうございます。
ミレーネ好きすぎて番外編も書いています…( ˆoˆ )
彼女のようなタイプはどんな男性なら釣り合うんでしょうね。
マルクスはスーパー◯ンとか見てそうですね。原作もアニメもどっちも追いそう……そして憧れてそう…
感想ありがとうございます。
書いていると段々イメルダの心情に傾倒してしまうので、こういう客観的な正論パンチをいただくと少し目が覚めます。
そうなのですよね……「お前らどっちも裏切り者やんけ!」と言われると、ごもっともでグゥの音も出ません。しかし、今回は密かに想いを寄せていた相手との思い出の夜に縋るヒロインなので、どうしても湿っぽくなってしまう……
物語として破綻していないラストを迎えれば良いなと思っています。読み手様によって色々な感じ方があるのは理解出来ますし、それをこうしてアウトプットしていただけるのは今後の参考になって有難いです^^
応援の声もありがとうございます!
感想ありがとうございます。
すみません、たぶん私の作風として皆様のモヤモヤを溜めまくるという特徴がありまして……ちょっと今後の課題としてなんとかしたい所存です。
もはや誰よりもヒーローポジションに収まりつつあるミレーネですが、レナードにもしっかり役割を果たしてもらわなければいけませんね。
元婚約者たちは不死身なのでまた不死鳥のように蘇ってきます。ちゃんと沈めなければ…!
こちらこそ、自分が考えた話に感想いただけるのが本当に嬉しいので、ありがとうございます。やはり書き手として皆様がどう思ってらっしゃるのか気になるので…
ミレーネとレナードの会話も明日には覗けそうです。
どうぞ引き続きよろしくお願いいたします^^
感想ありがとうございます。
いただいた感想を読みながら、ulalume様はもしかするとミレーネタイプなのかなと思いました。まだ彼女の性格は出し切れていないのですが、本作の推しキャラなので気に入っていただけますと嬉しいです。
マルクスたちはヒールなので少し意地悪が過ぎるように見えるかもしれませんが、現実世界にも度合いは違えどこういう嫌なタイプって居るんですよね。今のところマルクスの性悪さが優っていますが、実はタチが悪いのはシシーの方だったりします。
応援ありがとうございます!
がんばります!
感想ありがとうございます。
で…殿下!殿下の魅力……!(´;ω;`)
たしかに始まりは不誠実かとは思いますね。擁護は出来ませんが、イメルダも殿下も人間なので…
消息不明なドット家の皆様は次話で元気な姿をお見せできるかと思います。ざまぁテーマ作品の定義が自分で分からないのですが、一応ざまぁタグをお借りしている以上は主人公を虐げた人間たちはそれなりの報いを受ける予定です。
退会済ユーザのコメントです
感想ありがとうございます。
お洒落に終われるか分かりませんが、まだ少し紆余曲折あるのでお楽しみいただけたらと思います!
二人は最後はゴニョゴニョ…ですね!
感想ありがとうございます。
それも浮かびますね!
もともとキティ(kitty)に子猫という意味があるようです。王妃は不思議ちゃんです🐈👑
感想ありがとうございます。
ラストスパートがんばります!
デリックの人となりはもう少ししたら分かるかな、と思います。どういう人かというのを文章だけで伝えるの難しいですね。それぞれの思惑が上手く伝わりますように…
感想ありがとうございます。
楽しみにしていただけて嬉しいです!
MASAYO‘さまがほっこり出来るラストに出来ればと思います。番外編も少し追加予定です。
お気遣いありがとうございます。
よき年越しに向けてお互いがんばりましょうね。