【完結】彼女が本当に得難い人だったなんて、後から気づいたってもう遅いんだよ。
テーマは「本当のこと」
数年ぶりに再会した過去の恋人同士。お互いもういい大人になっている。
「昔、会社が倒産しそうだと言ったのを覚えているか? あれ、嘘だったんだよ」
そう過去の真実を告白した男に対して、女は静かに唇を開いた。
「知ってたわ。その上で別れを受け入れることに決めたの――」
何を思って男は女にその言葉を告げたのか。
そして女はどうしてその言葉の嘘を暴かなかったのか。
その裏にあったこととはなんだろうか。
過去の恋人たち二人のやりとりを、第三者視点綴っています。
2023/3/27 現代文学部門1位ありがとうございました<(_ _)>
2023/3/31 加筆修正いたしました。
数年ぶりに再会した過去の恋人同士。お互いもういい大人になっている。
「昔、会社が倒産しそうだと言ったのを覚えているか? あれ、嘘だったんだよ」
そう過去の真実を告白した男に対して、女は静かに唇を開いた。
「知ってたわ。その上で別れを受け入れることに決めたの――」
何を思って男は女にその言葉を告げたのか。
そして女はどうしてその言葉の嘘を暴かなかったのか。
その裏にあったこととはなんだろうか。
過去の恋人たち二人のやりとりを、第三者視点綴っています。
2023/3/27 現代文学部門1位ありがとうございました<(_ _)>
2023/3/31 加筆修正いたしました。
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面白いです!
谷 亜里砂さん、感想ありがとうございます。
楽しんで読んでいただけたなら幸いです<(_ _)>
どうしても優劣を付けないと生きていけない人、というのは居ますからね……それを見抜いてなお付き合っている主人公も、なかなか豪胆だと感じました。主人公がストーリーテラーのポジションであり、最後にふと毒をこぼす役割を持っている構成が面白かったです。
ふりったぁさん、感想ありがとうございます<(_ _)>
優劣をつけ、自分が優位側にいるようでいて、周囲からしたらその人は劣位にいたような認知の逆転現象というものは、意外と世の中あるように思えてます。
世間一般でいうところのモブな存在から吐かれる「表に現われない毒」は、きっとありとあらゆるところにあるのでしょう。その点を褒めていただき嬉しかったです♪
あましょくさん、感想ありがとうございます<(_ _)>
これは昔懐かしのmixiでよく流れていた「婚約前に付き合っている女を試すために会社が危ない話をする」というものを元にして書いたお話です。その話を見た時に「女側の情報網舐めてない?」と思いまして。
底意地の悪さというか、見えないところの悪意や自分とわからない見えない形での報復もありかな、とこういう形で書かせていただきました。
でも私もウホウホ切れるタイプです(笑)見習いたいものです。
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