愛はリンゴと同じ
学園時代の同級生と結婚し、子供にも恵まれ幸せいっぱいの公爵夫人ナタリー。ところが、ある日夫が平民の少女をつれてきて、別邸に囲うと言う。
夫のナタリーへの愛は減らない。妾の少女メイリンへの愛が、一つ増えるだけだと言う。夫の愛は、まるでリンゴのように幾つもあって、皆に与えられるものなのだそうだ。
ナタリーのことは妻として大切にしてくれる夫。貴族の妻としては当然受け入れるべき。だが、辛くて仕方がない。ナタリーのリンゴは一つだけ。
幾つもあるなど考えられない。
夫のナタリーへの愛は減らない。妾の少女メイリンへの愛が、一つ増えるだけだと言う。夫の愛は、まるでリンゴのように幾つもあって、皆に与えられるものなのだそうだ。
ナタリーのことは妻として大切にしてくれる夫。貴族の妻としては当然受け入れるべき。だが、辛くて仕方がない。ナタリーのリンゴは一つだけ。
幾つもあるなど考えられない。
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何で婿の立場で妾を迎えるんだよバカか、バカだったわ。
息子が成長したら事の顛末を知って吐瀉物を見る様な目で見られる事間違い無しだな。
そして主人公は誠実な良い人と再婚し、バカは分不相応な夢を見たピエロとして後ろ指を差される暗い日々を過ごすのだった・・・
おひたし、おひたし。
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【妄想劇場】
リックが『リンゴの話』を理解し、ロバートを避けるようになった頃、メルセデス侯爵位を継いだロバートの兄が地獄の報せを持ってきた。
「そんなハズはありません!!」
「いや、あの子は間違い無く我がメルセデス侯爵家と、お前の母親の実家の血を継いでいたよ」
メルセデス前侯爵……ロバートの父には二人の妻がいる。
結婚して十年、なかなか子を授からなかったため、第二夫人として迎えたのが、ロバートの母だ。
皮肉にもその僅か2ヶ月後にロバートの兄が授かられたのだが。
話を戻そう。
メイリンがレジェンド公爵家別邸にいた頃の子は、メルセデス侯爵家とロバートの母の実家の両方の特徴を持っていた。
「あの女は生意気にも、メルセデス家に養育費と慰謝料を請求してきたよ。裁判所に訴えたが、合法だと下してきた。
確かにあの女は『リンゴを2つ持っていた』が、先に持っていたのはお前だろ。
どう責任を取るんだ、うん?」
その後ロバートはマグロ漁船に送られた。
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