名もなき剣に、雪が降る
白装束の剣士・沖田静。
その名は、正史には残されていない。
けれど彼は、確かにいた。誰よりも多くの命を奪い、誰よりも多くの友を護った。
これは、歴史に記されなかった“無名の英雄”の記録。
戸籍も名もない少年が、剣一つで戦場に放り出され、
恐れられ、讃えられ、そして葬られていくまでの物語。
これは、誰かの心にだけ生き続けた剣士の一生を巡る鎮魂譚である。
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