黒檀の魔女

旅の薬師見習い、クロエ・エヴォニア。

師匠は、隣界人であり、『黒檀の騎士』と呼ばれる怪物。

神様は、隣界人であり、『知恵の神』である神殺しの神。

優しくて厳しい二人にくっついて旅を続けるクロエは、たった三つの魔法でどんな困難にも立ち向かっていく。
「誰もが健康になれる世界」のため、そのための「健康にする術」を求めて。
そして、二人の恩人を、地獄の底から救い出すために。

「自らを救わない者は、神であっても救えない」
「救いようがない者を、それでも救いたいがために」

クロエは今日も人間離れを加速させ、地獄の底を自ら望んで掘り進む。
永遠の旅路で出会ういくつもの困難に、迷わず真っすぐぶち当たる。
救いたきを救うために、どんな犠牲も厭わない。
神を殺して、国を滅ぼし、万人を苦しめて。
やがて『黒檀の魔女』と呼ばれようとも、クロエは、「救うこと」を諦めない。
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