咲夜。人の寿命が見える私と、来年までに死ぬ彼の話。
加護咲夜(かごさくや)、高校一年生。
彼女には、不思議な能力があった。それは、他人の寿命が〝年数〟で見えること。彼女には大きな未練があった。それは、寿命一年である事を知りつつ見過ごしたことで、とある女性を救えなかったことだ。
咲夜は高校の入学式の朝、屋上から空を見上げる男子生徒の姿を見かける。なんとなく視界の隅に入った彼、今泉京(いまいずみきょう)の寿命は──〝一年〟だった。
先輩が来年までに死んでしまう運命を変えられた時、私が背負った罪の十字架も下りるのかな?
次々現れる寿命一年の人物を救いながら辿り着いた世界で、ついに咲夜は彼の死の間際に直面する。
「先輩──!」
伸ばしたその手は届くのか──。
偽善か──それとも贖罪か。死神の目の使い方。
※アルファポリス主催、第三回ライト文芸大賞奨励賞受賞作品。
※HJ小説大賞2020後期最終選考作品。
※表紙用のイラストは、『SKIMA』を利用してmu様に、タイトルロゴは草食動物様に作って頂きました。
※Part1の挿絵として、騰成様から頂いたファンアート。Part51の挿絵として、イトノコ様のフリーイラストを使わせて頂きました。
彼女には、不思議な能力があった。それは、他人の寿命が〝年数〟で見えること。彼女には大きな未練があった。それは、寿命一年である事を知りつつ見過ごしたことで、とある女性を救えなかったことだ。
咲夜は高校の入学式の朝、屋上から空を見上げる男子生徒の姿を見かける。なんとなく視界の隅に入った彼、今泉京(いまいずみきょう)の寿命は──〝一年〟だった。
先輩が来年までに死んでしまう運命を変えられた時、私が背負った罪の十字架も下りるのかな?
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ひえっ、長文感想ありがとうございます。
考察としてはほぼパーフェクトかと思います。
本作のテーマは「人が犯す罪とその許され方」ですが、法で裁かれた和也とは対照的に、裁かれはしなかったものの、明日香も大きな罪を犯しています。
そこに同情の余地はあれど、咲夜に依存していたことも、それが引き金となって罪を犯したことも事実です。
言うまでもなく明日香が裏の主人公であって、咲夜の成長物語であるのと同時に、明日香が弱い自分を見つめ直して断ち切るまでの物語でもあります。
こういうと、京くんの影が薄く思えますが(苦笑)決してそんなことはなく、(いや、ちょっと薄いけどw)彼は本作で唯一罪を犯していない人間なので、咲夜と明日香を間接的に繋いだ役割を担っているのです。
寿命が見えるという能力は、咲夜に不幸をもたらしたけれど、同時に、他者と向き合うきっかけを与えてくれたのかもしれません。
ミステリータッチの作品にしよう、と決定した時点で、一番力が入ったのが間違いなくこの四章なので嬉しいです。
寿命が見える、という能力にひそんだもう一つの意味。寿命が一年である、という事実をミスリードに使ったトリックなど、散々頭を悩ませた章でもあります。ここの戦闘シーン、かなり自信あるんですが、強いネタバレを含んでいてあまりアピールできないのが悔しいかなw
この第三章は、ヒューマンドラマ色を強めに押し出しており、前後のミステリータッチの章とは趣が異なるのですが、仰る通り「文芸部設定を殺さないため」と、「咲夜の心を動かすイベント」としてわりと重要な部分でもあります。
それだけに、未来さんの揺さぶりから段々変化していく心情を、綿密に描きました。
あと、ここでのカミングアウトが不自然にならないよう、未来さんの反応で伏線はいっているんですよね。ここはまあ、気づかれなくても別にいいくらいのレベルで。
奨励賞おめでとうございます❤️
ありがとうございます!
奨励賞とは言え実質上位1%ほどしか残れないで、今まで幾度となく跳ね返されてきました。確かに受賞には至りませんでしたけど、漸く夢が叶った心地です。
次は咲蘭さんの番ですよ!応援しています。
語彙力なくて申し訳ないのですが、この作品が面白すぎて更新日が待ち遠しいです。毎回楽しく読ませてもらっているのでこれからもよろしくお願いします!
そこまで言っていただけると、とても励みになります。
書き溜めのストックが少なくなって来ているので、ややペースが落ちそうですが、頑張って進めていきます。
今後とも宜しくお願いします。
前作に続いて拝見してます。咲夜の心情描写がおもしろいですね。更新期待です。
ありがとうございます。
苦手な主人公視点の展開に苦労して、修正をしながら進めています。
物語としてはそろそろ変化が生じる段階に差し掛かります。
ゆっくりとお付き合い下さい。
これからどうなるのだろう…
続きが楽しみです
感想ありがとうございます。
まだ途中までしか執筆が進んでいないため更新はゆっくりめとなりますが、お付き合い頂けると幸いです。