辺境騎士団のまかない料理~領地は食材の宝庫です~
気がつけば異世界に転生して、騎士団の見習い少年になっていた。
転生生活は、先輩騎士たちと共に辺境に派遣され、森の中での食材採集から始まった。
騎士団は領主の館の隣にある宿舎で生活している。
領主は騎士の扱いがよろしくない奴。
「私のお抱え料理人に貴様らの餌を作らせるものか、勝手に作って食べろ」
って言われ、騎士たちが自作した料理はどれもダークマター級のもの。
唯一まともな料理を作れたのが僕で、先輩騎士たちに涙目で頼まれて、全員分の料理を作ることになった。
作った料理は前世の記憶にあるパスタで、転生した世界にはまだ無い。
生パスタは強力粉(またはデュラムセモリナ粉)、卵、塩、オリーブオイルから自作できる。
そこで、騎士団の食材からパンの材料になる強力粉らしきものと塩、そこらの森から採ってきた鳥の卵(騎士たちが採ってきた)、炒め物などに使う油を使って自作した。
自作の生麺パスタを使い、騎士団用の調理場兼食堂でみんなのまかないを作っていたら、香りで気づいた領主が見に来てヨダレを垂らしている。
「見習いの小僧、城の厨房を使うことを許可してやるから、私にもそれを作れ!」
パスタが食べたくてしょうがない領主に命じられ、城の厨房でもパスタを作らされる。
世界の設定メモ
中世ファンタジーっぽい世界観。
騎士たちの食材は保存のきく粉類と調味料以外は、自給自足。
辺境の領地は食材の宝庫。
パンはあるけどパスタは無い。
金属や陶器は希少なもので、領主は使っているが、騎士たちは木製の食器を使う。
第6回次世代ファンタジーカップ参加作品です。
残念ながら受賞なしでした。
3位の順位特典3000スコア頂きました。
収益はアマギフに換えて、保護猫たちのゴハン代にします。
閲覧して下さったみなさん、ありがとうございました!
残念ながら書籍化の夢は潰えましたが、めげずに来年も挑戦します。
2026年 9/1~9/30
本作に登場した少年ティミッドを主人公にした新作で「第19回ファンタジー小説大賞」参加。
◆見習い行商人ティミッドの旅日記
https://www.alphapolis.co.jp/mypage/content/detail/791081749
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パスタが食べたくてしょうがない領主に命じられ、城の厨房でもパスタを作らされる。
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