身代わりで嫁ぎ三年、私を処刑?そして激怒した国王
妹の身代わりとして、冷酷と恐れられる侯爵ヴェルンハルトに嫁がされて三年。
セルヴィアは夫に冷遇されながらも、二人の連れ子である義息子カリステと義娘ロザリンデを実の子のように慈しみ、深い絆を結んでいた。
だが、侯爵家の豊かな財産を知った実家と妹フロリステラが来訪したことで運命は暗転する。
妹はヴェルンハルトを誘惑し、邪魔な姉を陥れるためロザリンデに毒を盛る。
「悪女がお前たちを殺そうとした」
実家と妹、そして愚かな夫に嵌められたセルヴィアは、無実の罪で処刑台へと送られることになる。
死を前にして、セルヴィアは一切の情を捨て、夫へ三くだり半を叩きつけた。
刃が振り下ろされようとしたその瞬間、処刑場を揺るがす怒号が響き渡る。
姿を現したのは、かつてセルヴィアに命を救われ、彼女を探し続けていた若き国王オルフェオだった。
義息子と義娘が握りしめた決定的な証拠により、裏切り者たちの罪は白日の下に晒される。
絶望の淵から始まる、妻の痛快な完全逆転劇。
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