子どもが好きだった私が、子どもを見るだけで吐き気がするようになった

子どもが好きだった。街で見かければ微笑みかけ、友人の出産を心から祝っていた――不妊治療を始めるまでは。治療が長引くたびに、自分だけが取り残されていくようで、赤ん坊の泣き声さえ胸をえぐる。ある日、子どもが亡くなったというニュースを見て、「ざまあ」と心の奥で呟いた自分に気づく。そんな自分を、許せない。でも、もう元には戻れない。これは、母になれなかった女の、静かで残酷な心の記録。
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