特別になれなかった私が、最愛のあなたの寵妃になるまで
──私は誰かの『特別』になりたい。
セリーヌ・マドリック侯爵令嬢は、両親の『特別』を妹に奪われ、婚約者の『特別』も奪われ、巫女という『特別』な役職にもつくことができなかった。
もう、『特別』になるのは諦めよう。
巫女になれなかった彼女は、力を封じられた上に、国外追放される。けれど、隣国で彼女を待ち構えていたのは、彼女を『特別』にしてくれる人たちで──。
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