明日へ、息をして/一ノ瀬明里、深夜0時の救難ライブ
一年間の音楽活動に区切りをつけようとしていた歌手・一ノ瀬明里。
最後に残すため、始まりの曲『明日へ、息をして』のLIVE TAKEを撮影した夜、明里は駅前の閉鎖された地下通路《迷い口》で、泥だらけの少女の指を見つける。
少女は、明里の歌だけが暗闇の中で一つの方向から聞こえたと言う。
偶然か、奇跡か。
その救出動画をきっかけに、誰にも届いていないと思っていた明里の歌は広がり始める。
しかし、同じ《迷い口》では、まだ一人の少女が行方不明になっていた。
その少女・凛は、明里の楽曲を母へ送り続けていた。
『Glass Heart』も、『背中の向こう』も、『光のその先へ』も。
それは、母に届かなかった、凛の心の叫びだった。
歌で人を救えるとは思えない。
それでも、暗闇の中で誰かがまだ息をしているなら。
明里はもう一度、マイクを握る。
終わるはずだった歌が、迷い込んだ少女と、すれ違った母娘を明日へ導く、音楽×現代ファンタジー短編。
【関連楽曲】
本作に登場する一ノ瀬明里の楽曲は、
YouTube「Cinematic MV Project」にてミュージックビデオを公開しています。
『明日へ、息をして』
『Glass Heart』
『背中の向こう』
『光のその先へ』
また、本作の結末と繋がる
『明日へ、息をして』LIVE TAKEも公開中です。
最後に残すため、始まりの曲『明日へ、息をして』のLIVE TAKEを撮影した夜、明里は駅前の閉鎖された地下通路《迷い口》で、泥だらけの少女の指を見つける。
少女は、明里の歌だけが暗闇の中で一つの方向から聞こえたと言う。
偶然か、奇跡か。
その救出動画をきっかけに、誰にも届いていないと思っていた明里の歌は広がり始める。
しかし、同じ《迷い口》では、まだ一人の少女が行方不明になっていた。
その少女・凛は、明里の楽曲を母へ送り続けていた。
『Glass Heart』も、『背中の向こう』も、『光のその先へ』も。
それは、母に届かなかった、凛の心の叫びだった。
歌で人を救えるとは思えない。
それでも、暗闇の中で誰かがまだ息をしているなら。
明里はもう一度、マイクを握る。
終わるはずだった歌が、迷い込んだ少女と、すれ違った母娘を明日へ導く、音楽×現代ファンタジー短編。
【関連楽曲】
本作に登場する一ノ瀬明里の楽曲は、
YouTube「Cinematic MV Project」にてミュージックビデオを公開しています。
『明日へ、息をして』
『Glass Heart』
『背中の向こう』
『光のその先へ』
また、本作の結末と繋がる
『明日へ、息をして』LIVE TAKEも公開中です。
あなたにおすすめの小説
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】大好きな幼馴染を狙うライバルが現れたので、諦めようと思ったら幼馴染がヤンデレ化して激重感情を向けてきた。
「実はオレも、犬飼のこと好きなんだよ」「僕も同じかな」
幼馴染の犬飼緑子に片想いを続けてきた猫山紫音は、クラスの男友達ふたりから同じ人(緑子)を好きになっていることを告白される。
紫音の背中を押すため、友達ふたりなりのサポートだったのだが、なんと紫音はライバルが強力すぎると感じて幼馴染への恋を諦めてしまった……!
勘違いをした紫音。
すっかり緑子のことを諦めて学校生活を送るが、幼馴染の緑子は紫音からの求愛がなくなり、焦りと疑問で混乱。自分もずっと紫音のことが好きだったことに気づく。
しかし気づいてからではもう遅い。紫音はすでに所属する部活動の先輩である鹿内みかんに狙われ、新しい恋にシフトした生活を送っていた……。
暴走した愛。嫉妬。執着。
その全てが緑子を狂わせ、ヤンデレへと変えてしまう。
だがそれだけではなかった。
鹿内先輩に実の妹である瑠璃、担任教師の兎川百桃。紫音は3人からも重たすぎる愛を向けられていた……いつの間にか激重感情を向けられていた主人公紫音は、一体どうなってしまうのか……!?
※カクヨム、小説家になろうにも投稿しています。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。
高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。
全く勝ち目がないこの恋。
潔く諦めることにした。
『病弱な幼馴染を優先してください』と言った妻が消えた翌日、夫は領地の会計書類が全て白紙になっていることに気づいた
侯爵家に嫁いで五年。ルチアは夫エミルの領地会計・社交・使用人管理を全て一人で担ってきた。だがエミルはいつも幼馴染のアリーチェを優先する。「アリーチェは体が弱いんだ、お前とは違う」——その言葉を百回聞いた日、ルチアは微笑んで離縁届に署名した。「ええ、私は丈夫ですから。どうぞ幼馴染様をお大事に」。翌朝、エミルが目にしたのは——税務報告の締切、領民からの陳情の山、そして紅茶の淹れ方すら知らない自分。三ヶ月後、かつて「地味な妻」と呼ばれたルチアは、辺境伯の財務顧問として辣腕を振るっていた。
我慢なんてしていませんわ。だって、面倒でしょう?
「クロエに子供ができた。準備が整い次第、離れで暮らすことになるからそのつもりでいてくれ」
普段ほとんど屋敷にいない夫が前触れもなく告げてきた言葉をきっかけに、レティシアは“三年間”の契約を終わらせることにした。
赤の他人を屋敷に迎えることはしない。
不要なものに感情を砕く理由などない。
「だって、面倒でしょう?」
不誠実な夫も、無意味な結婚も、
この際すべて切り捨ててしまいましょう。
言葉にできない見守り方(中2の息子が私の下着に触れた時間)
中学生になり、どこか距離感が変わり始めた息子・結斗。ある日、主人公のゆかりは、家の中でどこか不自然な違和感を覚える。それは、脱衣所や洗濯物に残された、ほんのわずかな異変だった。
多感な時期を迎えた息子の歪んだ衝动と、それに気づいてしまった母親。問い詰めるべきか、それとも踏み込まずに見守るべきか――。親としての葛藤と罪悪感に苛まれながらも、ゆかりは言葉を使わない「無言の境界線」を模索し始める。
成長期の誰もが抱える痛みに寄り添い、親子の距離感と本当の絆を描き出す、静かで切ない心理ドラマ。
ログインすると感想の投稿ができます。