朽ちる世界の明日から

その日、上原 弘樹は、寝坊をした。
いつもより遅い時間の電車に乗って、でも、いつもの学校。
けれど、いつもの学校は永久に失われてしまった。

偶然にも、『寝坊』したせいで生き残った彼と、偶然同じ電車に乗った彼女の、旅の話である。
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