秘密の血判状
此処は架空の帝国。十数年前、この帝国は東の島国ジパングを属国に組み入れた。しかし猛卒に手を焼いた帝国は名目上、属国として彼らを下したが、実情は帝国内にある半独立国家としてジパングを認めるより他に無かった。ジパング側としても帝国に抵抗するよりは配下という名目で干渉を退ける方が都合が良かったのである。それ以来、ジパングは鎖国状態を続け、帝国が十年前に潜入させた隠密ヨーデルは行方知れずのままである。そのヨーデルの仲間達の中に、密かにジパング潜入を試みる者達がいた。
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