幼馴染みの君が言うには

「おかえりなさい」
「あぁ、いらっしゃい」

同じマンションに住む陽介と実里は幼馴染。
最近では話すことさえなくなった二人であったが、ひょんなことから、実里は陽介のために毎晩家に通っておさんどんをすることになった。

「いただきます」
「はい、どうぞ」

手と手を合わせて、心を繋いでいく二人の、のんびりとしたお話。
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