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男装騎士、ただいま王女も兼任中!
レンタル有り祖父ゆずりの脳筋で、男勝りなエレノア。王女ベアトリーチェの美しさに魅せられた彼女は、男のふりをして王女の近衛騎士となった。そんなある日、ベアトリーチェが近隣国の王子とお見合いすることに。だが、彼女は不思議な鏡でエレノアと体を入れ替え、城から逃亡してしまった! やむをえず代役を務めることにしたエレノアだけれど、お見合いの席では失敗ばかり。それなのに、なぜか王子には気に入られてしまい――? 偽者王女と曲者王子のドタバタ恋愛ファンタジー!
文字数 32,044
最終更新日 2017.10.02
登録日 2017.10.02
私の姉は、聖女だったらしい。
四年前に亡くなった姉を探してやってきたのは金髪碧眼の麗しい王子様。『世界の平和を救う為』なんていう日曜朝7時30分からな理由で姉を迎えに来たというが、姉はすでに骨壷に収まっている。このままでは帰れないと嘆く王子に私は聞いた。
「あんた何ができんのよ?」
「棒、槍、剣、双剣、斧、弓は一通り習得しておりますので、身を張る仕事でしたら―――」
「ばかっ!そんな仕事、現代日本にあるわけないでしょ!」
聖女の妹だという女王様な私と、その配下に下った王子様とのへんてこ同居ライフが今始まる。
(※「聖女の、その後」というお話のその後のお話となります。)
登録日 2014.06.30
登録日 2014.07.04
「おかえりなさい」
「あぁ、いらっしゃい」
同じマンションに住む陽介と実里は幼馴染。
最近では話すことさえなくなった二人であったが、ひょんなことから、実里は陽介のために毎晩家に通っておさんどんをすることになった。
「いただきます」
「はい、どうぞ」
手と手を合わせて、心を繋いでいく二人の、のんびりとしたお話。
登録日 2015.05.18
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