ライオンガール
第7回ライト文芸大賞参加中!
現在の順位:57位
「なあレオポルド、君の心臓を僕にくれないか?」
火の輪をくぐるライオンのように、強く勇敢であれたらーー。
アヴリルは、どこにでもいる普通の女の子だった。少し違うところがあるとしたら、ボーイフレンドが絶えないこと。好きでもない相手と付き合ってばかりで、心から愛する人には出会えない。
シドニーで暮らしていた彼女は両親の離婚により、南米アルゼンチンのブエノスアイレスに引っ越す。だがそこで待っていたのは、一人の女からの嫉妬による陰湿ないじめだった。
そんなある日、彼女はある理由からネロという青年に化けて、引きこもりの伯父ケニーとともにアルゼンチン最大のスラムであるバラックエリアに足を踏み入れ、銃撃戦に巻き込まれる。
命からがら逃げた二人が乗り込んだのは、イギリスから来たサーカス団『ミルキーウェイ・トレインサーカス』が移動に使うためのサーカス列車だった。
サーカスの最終公演地が大切な友人であるオーロラが引っ越したロンドンと聞き、アヴリルはネロの姿のままで旅に同行することに決める。
動物の世話や雑用をするという条件でロンドンまで乗せてもらうことになるものの、クラウンを演じることになり、冷酷で非道な団長の下練習が始まる。
喜びや痛みを分かち合える仲間たちと出会い友情を育む中で、アヴリルの中にこれまでとは違う感情が生まれ始める。
※作中に出てくるパフォーマンスは宮沢賢治作『銀河鉄道の夜』プリシオン海岸のクルミ発掘の場面をモチーフにしていますが、実際の内容とはかけ離れた寸劇になっていることをご了承ください。
※参考文献は最終ページに記載しています。
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体などとは一切関係ありません。
火の輪をくぐるライオンのように、強く勇敢であれたらーー。
アヴリルは、どこにでもいる普通の女の子だった。少し違うところがあるとしたら、ボーイフレンドが絶えないこと。好きでもない相手と付き合ってばかりで、心から愛する人には出会えない。
シドニーで暮らしていた彼女は両親の離婚により、南米アルゼンチンのブエノスアイレスに引っ越す。だがそこで待っていたのは、一人の女からの嫉妬による陰湿ないじめだった。
そんなある日、彼女はある理由からネロという青年に化けて、引きこもりの伯父ケニーとともにアルゼンチン最大のスラムであるバラックエリアに足を踏み入れ、銃撃戦に巻き込まれる。
命からがら逃げた二人が乗り込んだのは、イギリスから来たサーカス団『ミルキーウェイ・トレインサーカス』が移動に使うためのサーカス列車だった。
サーカスの最終公演地が大切な友人であるオーロラが引っ越したロンドンと聞き、アヴリルはネロの姿のままで旅に同行することに決める。
動物の世話や雑用をするという条件でロンドンまで乗せてもらうことになるものの、クラウンを演じることになり、冷酷で非道な団長の下練習が始まる。
喜びや痛みを分かち合える仲間たちと出会い友情を育む中で、アヴリルの中にこれまでとは違う感情が生まれ始める。
※作中に出てくるパフォーマンスは宮沢賢治作『銀河鉄道の夜』プリシオン海岸のクルミ発掘の場面をモチーフにしていますが、実際の内容とはかけ離れた寸劇になっていることをご了承ください。
※参考文献は最終ページに記載しています。
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体などとは一切関係ありません。
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うう、前回感想送らせて頂いたとたんにホクが…ピアジェふざけんな!!って感じです…
諏訪野さん
あわわ……返信したと思い込んで、していなかった💦
申し訳ないです´д` ;
ホクの純粋さは癒しだったので残念ですよね。
彼もピアジェの所業にずっと耐えてきて、今回友達が酷い仕打ちを受けて爆発したんでしょうね。
自分のことではない、友達のことで怒るのが彼らしいなと思います。
ホク、凄く好きです。彼と話すときは自分を飾らなくてもいいし、彼もきっと嘘なんかつかない。彼が笑ってくれると、私も本当にうれしくなります。ライオンの男性陣の中ではジャンとホクが2強かなあ…
あ、終盤のあたりのルーファスの台詞、「ここにいていいんだとんだと感じられる」→「ここにいていいんだと感じられる」でOKでしょうか?
誤字報告助かります、ありがとうございます!誤字製造マシーンですみません( ;´Д`)💦
ホクって純粋なんですよね。裏表がないし一番一緒にいて楽だと思います。
ジャンも熱くてなかなか良い奴です。
ちなみにホク、ジェロニモ、クリー他未登場の重要キャラ3名ほどは、書き直すにあたり新たに追加したメンバーです。
ホクはパフォーマンスの面でも物語的にも不可欠でした💡
好きと言っていただけてうれしいです。
人を足しても足りないと感じたくらいだから、サーカス小説むずいっす……。
ライオンガールとロマンドールを交互に読ませて頂いて思うのは、ライオンガールがよりストレートに人生に対する指針を投げかけてくれる作品であるのに対し、ロマンドールは冷えた心を少しずつ溶かし合うような静かな優しさを感じさせてくれる作品だな、と(個人の感想です、すいません)。太陽と月というのでしょうか、自分のその時の気持ちに応じてどちらかが欲しくなります。同時に投稿していただいて、相乗効果で愛しさ倍増です。ありがとうございます。
諏訪野さん
2作品とも追いかけてくださり大変ありがたいです!
ロマンドールは全体に穏やかな空気が漂ってると、作家個人は感じています。なので疲れた時などに読むのがおすすめですね。
一方🦁の方は読むのにエネルギーを使う故、疲れた時には激しくお勧めできない作品です。笑
前に進む力を持った作品ではあると思っているので、落ち込んだ時や一歩踏み出せずに悩んだ時などに背中を押してくれる可能性はあります💡
二つの作品を愛でてくださり、たいへん幸せであります(*^^*)
ネロ、クラウンへの道を踏み出しましたね。ネロが気を使ってルチアとジェロニモを二人きりにしてあげた場面、ロマンドールでリオがルーシーとブルーベルを二人きりにしてあげた場面を思い出しました。もっとも私はルチア推しなので、「違うよネロ、そうじゃないんだよ~」と身もだえしているのですが…
諏訪野さん
もしやあの時の1票は……とキャラ投票の時のことを思い出しにやついておりました。笑
ルチアに1票入り少しテンション上がりました、作者も地味に推しているんです。もちろん皆好きですが。
ネロって鈍いんですよね。とにかくクラウンとサーカスで頭がいっぱいになってるし、自分が好きな物に対して強い反面それ以外に鈍感で興味がないようなはっきりしたところがあります。
もろ私ですが。爆
ここの誕生日サプライズ、凄く好きです…!もう本当に、サーカスのみんなが暖かい。そして久しぶりのネロとルチアの接点が!(少しだけ💦)
感想ありがとうございます!
サーカスはショーと生活が一体となってる分、団員同士の繋がりが強いんですよね🎪
温かくて不思議な共同体だと思います。
ここでネロがどう変わっていくか、お楽しみに♬
こんにちは。作品のためにサーカスの生活やクラウンなどを凄くリサーチされてあって、それが確かな臨場感を持って伝わってきます。登場人物もみんな個性があって、わちゃわちゃ感+ロードムービーといった趣でわくわくしながら読ませて頂いています。本当に世に出て欲しい作品です、微力ですが毎日ログインさせて頂いて少しでも応援させていただきます。ロンドンでのオーロラとの再会が楽しみ、でも到着せずにずっとサーカスが終わらないでいて欲しい、複雑な気持ちです…
諏訪野滋様
素敵な感想ありがとうございます😭
当初ショーの描写などに全く自信がなく、せめてキャラだけでも印象づけようと人物描写に力を入れたので、個性があるというお言葉嬉しい限りです✨
ショーと生活が表裏一体で団員同士が密なサーカスの空気感、旅のワクワク感、ショーの雰囲気など感じていただけて良かったです!
アヴリルの旅がどうなるか、無事にオーロラに会えるのか?
今後の彼女の旅路を見守っていただければ幸いです。
今後とも応援よろしくお願いします📣
シドニー空港の匂いと、ブエノスアイレスの対比でぐっとひきこまれますね!
続きを楽しみにしています!
虹乃ノラン様
アルファのシステムよくわかっておらず、返事が遅れ申し訳ありません(T ^ T)
空港の匂いの話は私の尊敬する大学の先生より聞いたことでした。
最初掴みが今ひとつしっくりこず書き出しを書き直したので、ひきこたれると言っていただきありがとうございます!
これからもアヴリルの旅を見守っていただけると幸いです✨
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