焔娘の眼は紅い
焔。
それを人は怨弧という。怨弧は人を喰らう妖怪であった。そんな怨弧は自らの娘を愛した。そのために命を落とした。怨弧の娘、焔の娘。彼女は人型をしていた。怨弧の番は人間だったからだ。しかし長い髪と怯えた瞳は紅く光っていた。
「そなたは本来ならここで消えている」
「しかしそなたはいささかこのまま消すには惜しい存在のようだ。スィッセフ様の仰せなのだ、仕方あるまい」
「そなたを生かしておけばなんとでも良いと命令されたのだが…」
「きめたぞ」
着物を翻し彼女の顎を人差し指でなでた。
「お前はこの瞬間から、私の奴隷だ」
引きつった顔が妙に愛おしい。
しかし私はそんなに悪趣味ではないのだ。
どこかの誰かさんとは違う。
「奴隷、では言葉が悪いかもしれんな。失礼、言い直そうか」
「お前は私の嫁だ」
「いいね?レイ」
「…はい」
*若干の性的描写注意
レイ
焔(怨弧)の娘。死にそうになっている所でいつの間にか暗闇の中にいた。赤の目とストレートロング。大胆かつ鈍感。
エスタルト
中級位の神。白髪を肩あたりまで伸ばしている。普段着はローブ姿。
メイダ
家に住み着く妖精。家政婦。白フリルのロリータ系ドレスを着ている。
それを人は怨弧という。怨弧は人を喰らう妖怪であった。そんな怨弧は自らの娘を愛した。そのために命を落とした。怨弧の娘、焔の娘。彼女は人型をしていた。怨弧の番は人間だったからだ。しかし長い髪と怯えた瞳は紅く光っていた。
「そなたは本来ならここで消えている」
「しかしそなたはいささかこのまま消すには惜しい存在のようだ。スィッセフ様の仰せなのだ、仕方あるまい」
「そなたを生かしておけばなんとでも良いと命令されたのだが…」
「きめたぞ」
着物を翻し彼女の顎を人差し指でなでた。
「お前はこの瞬間から、私の奴隷だ」
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*若干の性的描写注意
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