トゥートゥーツーツー
海と砂浜の境界線がなくなっている。
黒い空間にぽつんと私は立っていた。
ここは海岸だ。その証拠にさざ波の音で海はその存在アピールを決してやめないし、なにより海くっっさい。海に溶け込んだ魚の死骸や海藻や街のエキスがにおい立ってきているのだろう。
景色は際限なく黒いだけ。風も黒い。
私はここへ、私の生の境界線も無くそうとやって来ていた。
海と砂浜と風と私。全部黒い。まっ黒なモノとして、みんなまざって無くなってしまおうよ。
『ザザッ!・・・トゥートゥーツーツー!トゥートゥーツーツー!・・・聞こえますかぁ?トゥートゥーツーツー・・・!』
自らの命を絶とうとした私、梶るり子の頭の中に突然きこえてきたメッセージ。そこからはじまる摩訶不思議なお話。
黒い空間にぽつんと私は立っていた。
ここは海岸だ。その証拠にさざ波の音で海はその存在アピールを決してやめないし、なにより海くっっさい。海に溶け込んだ魚の死骸や海藻や街のエキスがにおい立ってきているのだろう。
景色は際限なく黒いだけ。風も黒い。
私はここへ、私の生の境界線も無くそうとやって来ていた。
海と砂浜と風と私。全部黒い。まっ黒なモノとして、みんなまざって無くなってしまおうよ。
『ザザッ!・・・トゥートゥーツーツー!トゥートゥーツーツー!・・・聞こえますかぁ?トゥートゥーツーツー・・・!』
自らの命を絶とうとした私、梶るり子の頭の中に突然きこえてきたメッセージ。そこからはじまる摩訶不思議なお話。
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