後宮心字録〜呪われた婚礼衣と四神の花嫁〜
瑞凰国では次期皇帝となる皇太子・黄龍淵《こう・りゅうえん》の正妃を選ぶため、国を支える四神を奉じる四大名家から一人ずつ姫が召し上げられた。
青龍を奉じる東陵家の姫・碧瑶《とうりょう・へきよう》
朱雀を奉じる南宮家の姫・紅玉《なんぐう・こうぎょく》
白虎を奉じる西門家の姫・白玲《せいもん・びゃくれい》
玄武を奉じる北辰家の姫・雪蘭《ほくしん・せつらん》
しかし、北辰家から参加した姫は、本物の雪蘭《せつらん》ではなかった。
出立直前に倒れた姉に代わり、存在を隠されてきた双子の妹・宵月《しょうげつ》が、雪蘭になりすましていたのだ。
宵月《しょうげつ》には、人がその瞬間に抱く最も強い感情が、一文字の漢字――「心字」として見えるという、特殊な能力があった。
后選びが始まった翌朝。
東陵家の姫・碧瑶《へきよう》が、皇太子妃だけに許された鳳天衣をまとい、密室となった鳳凰殿で発見される。
青龍を奉じる東陵家の姫・碧瑶《とうりょう・へきよう》
朱雀を奉じる南宮家の姫・紅玉《なんぐう・こうぎょく》
白虎を奉じる西門家の姫・白玲《せいもん・びゃくれい》
玄武を奉じる北辰家の姫・雪蘭《ほくしん・せつらん》
しかし、北辰家から参加した姫は、本物の雪蘭《せつらん》ではなかった。
出立直前に倒れた姉に代わり、存在を隠されてきた双子の妹・宵月《しょうげつ》が、雪蘭になりすましていたのだ。
宵月《しょうげつ》には、人がその瞬間に抱く最も強い感情が、一文字の漢字――「心字」として見えるという、特殊な能力があった。
后選びが始まった翌朝。
東陵家の姫・碧瑶《へきよう》が、皇太子妃だけに許された鳳天衣をまとい、密室となった鳳凰殿で発見される。
あなたにおすすめの小説
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
世間に秘された名門男子校・平坂学園体育科
空手の名選手であった高尾雄一は、新任教師として赴任する
高潔な人格と鋼のように鍛えられた肉体
それは、学園にとって最高の生贄の候補に他ならなかった
至高の筋肉を持つ、精神を削られ意志をなくした青年を太古の神に捧げるため、“水”、“風”、“土”の信奉者達が暗躍する
意志をなくし筋肉の操り人形と化した“デク”
消える教師
山奥の男子校で繰り広げられるダークファンタジー
後宮の香女官は彼方を想う
香蘭(コウラン)は、後宮で香を作る仕事に就く女官。同僚に口の利けない子と蔑まれているが、香蘭には秘密がある。「反魂香」という幽世の者と話すことができる特別な香を唯一作ることができ、その代償で声を失っているのだった。
ある日、皇太子の明龍(メイロン)が香蘭のもとを訪れる。人嫌いと噂される彼だが、それは他人の嘘が聞こえてしまう特殊な力のせい。宮廷に赤い雨が降った事件の、唯一の目撃者である「幽霊」に話を聞くため、協力を要請される。事件は次第に宮廷全体を脅かすものになっていく。
特別な力を持つがゆえの孤独を、互いに埋め合っていく、中華後宮ファンタジー。
側妃の条件は「子を産んだら離縁」でしたが、陛下は私を離してくれません!
「おまえには、国王陛下の側妃になってもらう」
婚約者と親友に裏切られ、傷心の伯爵令嬢イリア。
追い打ちをかけるように父から命じられたのは、若き国王フェイランの側妃になることだった。
しかし、王宮で待っていたのは、「世継ぎを産んだら離縁」という非情な条件。
夫となったフェイランは冷たく、侍女からは蔑まれ、王妃からは「用が済んだら去れ」と突き放される。
けれど、イリアは知ってしまう。 彼が兄の死と誤解に苦しみ、誰よりも孤独の中にいることを──。
「私は、陛下の幸せを願っております。だから……離縁してください」
フェイランを想い、身を引こうとしたイリア。
しかし、無関心だったはずの陛下が、イリアを強く抱きしめて……!?
「離縁する気か? 許さない。私の心を乱しておいて、逃げられると思うな」
凍てついた王の心を溶かしたのは、売られた側妃の純真な愛。
孤独な陛下に執着され、正妃へと昇り詰める逆転ラブロマンス!
後宮医官助手 史慧琳の雑記帳 ~幻の第二妃は悪女の汚名を返上したい~
後宮の医官付助手を務める史 慧琳は、皇太子・志翔とその護衛武官の周 亮宇とは乳兄弟として育った。
後宮内の世界しか知らず、そして皇后と皇太子の策略により後宮を出ることもかなわない彼女。
何度断っても妃として迎えたいという皇太子の求婚を躱すうち、いつしか「幻の第二妃」と呼ばれ後宮の悪女として名をはせるようになる。
幼馴染への想いを胸にしまい込み、後宮医官の手伝いをしながら静かに生活をすることを望む慧琳。
しかし皇太子のために開かれた後宮で寵愛を競う妃たちの思惑が、彼女を陰謀の渦に巻き込んでいく。
記憶力と洞察力に長けた慧琳の元に舞い込む事件は、どれもきな臭いものだった。
医官助手のヒロインが探偵として挑む、中華風後宮内倒叙ミステリー。
拾い物から始まる後宮の事件簿 ~幼馴染の皇帝は今日も厄介事を押し付ける~
――皇后の無実? そんなことよりも、この事件は面白そうね。
後宮の片隅で静かに暮らす才人妃・玉真は、出世にも寵愛にも全く興味がない。
興味があるのは、お茶と書物、そして面白そうな不可解な出来事。
ある日、侍女の秋花が拾ってきた一本の飾り紐をきっかけに、玉真は事件に関心を抱く。
――徳妃の赤子が殺された。
――しかも犯人は皇后だという。
後宮中に駆け巡る皇后の犯行説。
「俺のために、事件を調査してくれ。解決したら、俺からの愛が待っている」
「あ~、そっちはいらないかな」
幼馴染の皇帝の寵愛にも興味がない。気まぐれな才人が、冷めたお茶を片手に今日も真相を暴く。
後宮を舞台にした中華ミステリー。