【完結】王子が悪役令嬢との婚約を破棄したのは天使が愛の矢を誤射したためです
「イザベラ! 君との婚約は破棄させてもらう!」
私とついさきほどまで親しげにしていたゲルハルド王子はそう告げた。だけど、これは想定内のできごと。
「あら、それはずいぶんと急なお話ですわね。真実の愛とやらに目覚めたとでも仰るのかしら?」
「そのとおりだ。君とは本当に話が合う。だが、とにかく婚約破棄だ」
はぁ、かなり強引な理由で婚約破棄されたものね。でも、これも想定内。
「ふーん、そう。まるで魔法か呪いにかかったように見事なまでに心変わりしましたわね。良いですわ、私に挑戦する者はたとえ悪魔だろうが天使だろうが倒すつもりですから。……ふふふ、ようやく面白くなってきたわ」
私はこのシチュエーションにどこかスリルと興奮を覚えていた。
私とついさきほどまで親しげにしていたゲルハルド王子はそう告げた。だけど、これは想定内のできごと。
「あら、それはずいぶんと急なお話ですわね。真実の愛とやらに目覚めたとでも仰るのかしら?」
「そのとおりだ。君とは本当に話が合う。だが、とにかく婚約破棄だ」
はぁ、かなり強引な理由で婚約破棄されたものね。でも、これも想定内。
「ふーん、そう。まるで魔法か呪いにかかったように見事なまでに心変わりしましたわね。良いですわ、私に挑戦する者はたとえ悪魔だろうが天使だろうが倒すつもりですから。……ふふふ、ようやく面白くなってきたわ」
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