引きこもって魔力を積み立てていたら、最強になっていた件
「働いたら負けだと思ってる」
そんな信念のもと、勇者候補の肩書きを投げ捨て、山奥の離れに引きこもった男──レイン・ルーグ。
彼が持っていたスキルは、使えば使うほど成長する世の中に逆行する、「使わなければ魔力が貯まる」複利型スキル【魔力投資(極)】だった。
実戦で使えないと蔑まれ、孤立し、嘲笑され──
ならばいっそとことん貯めてやろうと、レインは一切の魔法を使わず、ひたすら魔力を積立開始。
そして十年後、気づけば体内には魔王どころか災厄すら超える魔力が貯まっていた。
しかし、食料が尽きた。
ただそれだけの理由で久々に街に出たレインは、
ひょんなことから街を消し飛ばす規模の黒嵐竜に巻き込まれる。
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