赤い髪のリリス 戦いの風
異世界の国アトラーナの物語。
赤い髪と色違いの目を持つリリスは「赤い髪の子供は殺せ」という王家の掟から、世継ぎの王子として生まれながら、風の精霊女王セフィーリアに使用人として引き取られ、教えを受けて魔導師として成長する。
しかし、世継ぎの王子キアナルーサの旅に同行したことから、自分が本当の世継ぎである事を知った。
精霊の国と言われるアトラーナは、かつて地水火風の精霊王の神殿を国内に持つ小国だった。
だが、300年前の災厄で、その神殿も今では地と水の2つに減っている。
それでも精霊たちは皆、変わらず聖地をアトラーナに持ち、王の元にかしずいていた。
だが、なぜか火の精霊だけはその姿を見た者がいなかった。
それぞれの精霊王は絶大な信仰の対象となり、アトラーナは近隣諸国も攻め込むことをためらうような精霊の国として平和を長く続けていた。
だがその平和の元で、兵力はまだしも、戦う魔導力も明らかに落ちていた。
だが、隣国トランから国境の町レナントへ、奇妙な魔物が襲ってくる事件が頻発する。
イラスト 「ルクレシア」 おなご様X@7Na5Go
赤い髪と色違いの目を持つリリスは「赤い髪の子供は殺せ」という王家の掟から、世継ぎの王子として生まれながら、風の精霊女王セフィーリアに使用人として引き取られ、教えを受けて魔導師として成長する。
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