異世界でレア掘り始めました \毎日がガン掘り祭り/
ネットゲームのレア掘りに、自らの半生を費やす一人の男がいた。
睡眠時間を削り、恋人も作らず、友人と遊びにも行かない。とにかくレアアイテムを掘って掘って掘りまくる。それが彼の生き甲斐であり、生き様だった。
だが残念なことに、現代日本はレア掘りをしているだけで生命活動の維持ができるほど優しい世界ではない。働かなければネット料金も支払えないという、極めて過酷な世界だったのだ。
男は常々願っていた。次に生まれ変わるのなら、レア掘りをしているだけで暮らせる人生を送りたい……と。
──これは、飲み水以外のありとあらゆるアイテムが"掘らなければ"手に入らない異世界へと転生した男の、レア掘りに全てを捧げる物語である。
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