流星のリトス
このおつかいの意味をおれはまだ思い出せずにいた。
ロウは、とある理由で王都を目指している。
だが、何故自分が王都に行かねばならないのか、全く思い出せない。
「お家がいちばん!」であるはずの自分が、初めて集落を出たからには、きっと大きな理由があるはずなのに、記憶から抜け落ちたように何も思い出せないのだ。
ただ、引き返すのも、何かもったいない気がする。
仕方がないから、とりあえず用を足して早く集落に帰ろうと1人頷くロウ。
ただし、問題はロウの住まう場所。
辺境の地に所在しており、王都に至るその道は、長い、かもしれない。
だってロウは、王都への道を知らないのだから。
果たして、引きこもりの忘却少年は無事に王都に辿り着けるのか。
少年が戻ったとき、待ち受けるものとは。
初めての文字書きです。のんびり更新になるかと思いますが、どうぞお付き合いくださいませ。
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