エルフの女王なのに、夢見草を嗅がされ続けて人間の王に跪くまでの話
「香りをください」
それが、女王が初めて口にした“降伏の言葉”だった。
高潔で、誰にも膝を折らなかったエルフの女王エリザベス。
だが、夢見草の香に包まれたとき、全ては変わり始めた。
それは甘く、心地よく、ただ静かに、心をほどいていく。
誰も強いてはいない。ただ彼女が、自分で選んだだけ。
香を吸い、触れられ、微笑み、手を取って歩く。
そして最後には、跪き、囁かれる。
「お前の忠誠を、私に捧げろ」
――これは、高貴な“王”が、香に酔い、“女”になっていくまでの物語。
それが、女王が初めて口にした“降伏の言葉”だった。
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