白いストックに刻まれた運命
平民として育った少女レイは、ある日突然――
自分が隣国アリセナの王女エヴリであると知らされる。
育ての母と引き裂かれ、全てを失った夜。
そんな彼女の前に現れたのは、幼い頃からずっと支えてくれた少年レオだった。
レオはレイに「一緒に逃げよう」と手を差し伸べる。
――けれどレイは、その手を取らなかった。
母を救うため、自ら王城へ向かうことを選んだのだ。
冷たい王族、孤独な日々。
その中でレイは、ひとりの青年と再会する。
幼い頃、「必ず、迎えに行く」と約束してくれた少年――セラ。
十年越しの再会に心を揺らすレイ。
しかし彼は、“王女エヴリ”を暗殺するために剣を向けてきた。
やがてその名を呼んだとき――
止まっていた運命が、残酷に動き出す。
ーーー
ご閲覧ありがとうございます!
外伝短編「白いストックを、君へ」も始まりの物語として、ぜひ閲覧ください!
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