妹は娼婦落ち小説一覧

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 「ミリアデラ、お前に婚約破棄を告げてやる」 聖女の私が突然馬鹿婚者フェビルに婚約破棄を告げられました。 嬉しくて笑顔を隠せません。  「なんだその気色の悪い顔は」  「気色悪いのは貴方の顔よ」  「俺様は真実の愛に目覚めた」  「驚かないで聞けよ。俺がガチで愛してるのはお前の妹のエミリスタだ」  「お前のような無能聖女とは婚約破棄国外追放だ」  「本当にいいんですね。その言葉もう取り消しませんね」  「ああ、取り消すわけがない」  「そうか、お前ももう成人しているんだ。自分の犯した罪の報いは受けてもらうぞ」  国王陛下は馬鹿を勘当追放しました。  元婚約者は地下労働者になりました。ざまぁ(笑)  家柄しか取り柄のなかった馬鹿が家柄失ったら何も残りませんもんね。 地下労働者の中でも最底辺の手元として満足に眠る事も食べる事もできないまま 苦しみなさい。自業自得ですよばーか。  貴方の能力では焼き鳥一本食べられません。  ついでに私の物をなんでも欲しがり私の婚約者まで奪おうとした妹も地下娼婦にしました。 一回10カッパーで2億カッパー慰謝料払えたら許して出してあげますわ。 まぁ無理でしょうけど(笑) 陰毛と雑魚精子食ってればいいんじゃないかしらー。 地下で死んでろばーか(笑)  第2王子はまぁ悪くはないんですが平凡なのでこれも夫としてはお断りなんですよね。  「ミリアデラは優秀な上に美しい。お兄様のような気持ちの悪い顔が釣り合うわけなかったんだ」  一番優秀で美男子な第3王子に溺愛されて幸せに暮らしています。 しかしフェビルは気持ちの悪い顔でした。 あれって本当に国王陛下と王妃の子供だったんでしょうか。 容姿を点数で言うと国王陛下63点 王妃 57点 第一王子 2点 第二王子 55点 第三王子 96点 ですからね。 まぁフェビルは地下から一生出てこれないでしょうから、仮にフェビルが国王陛下と王妃の子供でなかったとしても もうこのまま地下に隠されたのでしょう。 あー、なんかはっきりしなくて何か都合よく地下に隠されたみたいで気に食わない。 フェビルの血筋を確かめてみます。 私を止められる者がいるなら止めてみろ。
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文字数 1,648 最終更新日 2021.07.11 登録日 2020.12.29
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