項羽小説一覧
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戦場に置き去りにされた2歳の俺は、心優しい虞家に拾われ、虞子期と名付けられた。
ある日、何の前触れも無く少女になった。後に虞美人と呼ばれた俺が女の子になった姿だ。
俺を拾ってくれた義父をも魅了し、犯されそうになるが、義母に助けられて未遂で終わる。
これ以上家には置いておけない、と相談して項家に嫁がせる事にされた。
男の俺は、半ば売られた様に項羽の妻にされるのだが…。
反秦の旗を掲げて秦を滅ぼすと、楚漢戦争が起こる。
劉邦は何と、赤龍の血を引いていたのだ。
その日、女の子になったシリーズの第3弾!今作品は歴史要素強めですが、次シリーズへの布石である為、最後までお楽しみ下さいませ。
文字数 44,229
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.13
楚軍は垓下城に追いつめられていた。
四面から楚歌が湧き上がり、羽将軍は絶望し、弱気な詩を読んだ。
力拔山兮 氣蓋世
時不利兮 騅不逝
騅不逝兮 可奈何
虞兮虞兮 奈若何
「無敵の人あらば敵百万と雖も恐るるに足らず」とわたしは言った。
虞美人偽史。
文字数 1,436
最終更新日 2023.07.26
登録日 2023.07.26
秦代末期。
始皇帝は崩御し、天下が再び争乱の時代を迎えるなか、旧世界時代を人知れず生き延びた楚の英雄項燕(こうえん)は、宿敵王翦(おうせん)の孫、王離(おうり)より【麒麟の子】とよばれるものを託される。
【麒麟の子】は大帝国秦の根幹を揺るがし、凋落する秦に代わって大帝国を築きあげるほどの力を秘めたものだった。
やがて、項燕が【麒麟の子】を掌中のおさめたことが天下に明らかにされ、秦によってその首に千金の賞金がかけられることになる。
陳勝(ちんしょう)、劉邦(りゅうほう)、項羽(こうう)などの群雄が割拠する中、項燕は天下を敵に回し、お尋ね者として追われることとなっていく…
文字数 110,273
最終更新日 2022.06.27
登録日 2022.05.30
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