勢力闘争小説一覧

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SF 連載中 長編
2300年を跨ぐようにして訪れた「悪夢の10年」。 それは連続する大災害によって世界の地図を一から書きかえ、あらゆる生命を絶滅の危機に追いやった。 奇跡的に「悪夢の10年」を生き延びることができた人間たちは、唯一残された生存可能域を「エデン(楽園)」と名付け、そこに人類再興の旗を打ち立てる。 この文明再生の過程において、人々の間に技術革新派・宗教改革派・神化技術派の三つの勢力が誕生し、これらを基盤として人類統括政府が発足された。 こうして世界は徐々に秩序を取り戻していく。 それから約200年後。 高校を卒業したばかりの少年ヴェータ・E・誇優雨は、三大勢力の中でも最弱勢力である神化技術派に入派する。 ”異端”と厭われる神化技術派の理念は「科学技術によって人間を神に近い存在に昇華させ、人類の存続を図る」というもの。 少年はそこで出会う歳近い神技派員たちと共に、”被検体”という役目に身を投じていく――。 これは最後の楽園に生きる人間たちが紡ぎだす終焉の物語――。
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文字数 23,205 最終更新日 2022.07.20 登録日 2022.06.06
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