たぶん、愛小説一覧

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「今でも灯台の中で怪物が眠っている、なんて言えば……おかしいかしら?」  幼い頃に訊いた、曾祖母の言葉。  その意味はずっと解らなかったけれど、知ることになった夏の出来事。  ―――口づけひとつ下さらない貴方を慕う私も、愚かで醜悪な怪物なのでしょう。  ―――貴方は私の灯台です。  別サイトにも重複投稿中。
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文字数 9,999 最終更新日 2022.07.02 登録日 2022.07.02
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