伊勢侵攻小説一覧

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歴史・時代 完結 ショートショート
 永禄八年、葉月。  伊勢国鈴鹿、高岡城。  この城に、滝川一益率いる織田軍と戦い、見事に退けた武将がいた。  伊勢国神戸友盛家臣、山路弾正少弼。  北勢四十八家が次々に落城の憂き目に遭うなか、彼は頑強に渡り合い、策を弄し、ついには織田軍を撤退させるに成功する。  彼は所望す。「腹が減った。湯漬けをくれ」と。 ―――――――  山路弾正=伊勢国武将。生年不明。伊勢国国人神戸友盛の家臣。信長の伊勢侵攻に対し、頑強に抵抗し、策を弄して退けたとされる。二度目の侵攻で、神戸氏は織田信長の三男、織田信孝を養子に迎え入れ和睦。元亀三年、信孝が元服し家督を継ぐさい、謀反の疑いをかけられ自害に追い込まれる。高岡城は現在廃城。
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文字数 2,975 最終更新日 2023.05.29 登録日 2023.05.29
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