中性主人公 小説一覧

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誰と寝ても、俺はいなかったー性のどこにも属せなかった俺が、たった一人にだけ愛された夜

誰と寝ても、俺はいなかったー性のどこにも属せなかった俺が、たった一人にだけ愛された夜
誰と寝ても、快感はある。 でも、そのどれもに“俺”はいなかった──。   男としても、女としても愛されたくなかった。 けれど心と身体が「男性と女性の中間」にいる自分には、 触れられるたび、どこかが削れていくようだった。   中性的かつ美しすぎる容姿ゆえに“欲情されること”が常態だった楷(かい)は、 ある夜、同期の芳樹に“何もされなかった”ことで動揺する。 それは、壊されなかった夜。 ただ隣にいながら、なにも奪われなかった唯一の時間── その静かな優しさに、楷の内側が静かに崩れていく。   「してもいい」ではなく、「してみたい」と思った夜。 初めて快楽が“心ごと”感じられた夜。 それは、誰にもなれなかった楷が、初めて“誰かといた”と呼べる夜だった。 性別や役割ではなく、“今の君が素敵だ”と言ってくれる人に、 どうしようもなく、惹かれていく――。 “存在ごと抱かれること”を描いた、 静かで情熱的な大人のBL長編、開幕。
BL 完結 長編 R18
感想数 0 文字数 106,143 最終更新日 2025.06.01 登録日 2025.05.05
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