魔女狩りの狂気が吹き荒れた時代。
イングランドの片田舎コッツウォルズでジェシー・ブラウンという魔女が天地の理に反する魔術書、『高き館の王の書』を生み出した。
この非常事態に、互いに破門し合った東西両教会は極秘任務として手を結び、修道女と神父をそれぞれ派遣する。
ゲッシュの封印、書庫に眠るマンドラゴラ、大悪魔ベルゼブブの影、住人たちの不審な言動。それらは何を意味するのか?
ついに魔術書『高き館の王の書』が姿を現したとき、驚愕の真相が明かされる。
文字数 25,405
最終更新日 2024.03.20
登録日 2024.02.04