淡々とした日々 小説一覧

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体に悪くて、心に沁みるひとりご飯

38歳、独身、ひとり暮らし。 仕事はそれなり、生活はちょいギリ、誰かと深く関わることもないまま、ただ今日を終わらせていく。 「大丈夫」と言いながら、冷蔵庫の豆腐と見つめ合う夜もある。 そんなある日、ふと思い出した昔の節約レシピ。 玉子と冷ご飯だけのシンプルな一皿を、無意識に写真に撮って、誰にも見られていないはずのSNSアカウントに投稿した。 それが、誰かの「わかります」に変わっていく。 ちいさな通知が、無音の日々に音を灯していく。 ――これは、孤独の中でこぼれ落ちた「おいしい」を拾いあげながら、生きていく物語。
現代文学 完結 長編
感想数 1 文字数 146,211 最終更新日 2025.07.15 登録日 2025.06.04
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