応急 小説一覧

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王女付き護衛、月下に名を奪われる

王女付き護衛として王宮に入った夜、首筋に刃を当てられた。 「その名は偽り。灰庭の密偵だろう」——正体を見抜いたのは第一王子。 告発されぬ代わりに課されたのは、王女を守り、得た情報をまず王子へ差し出すこと。 嘘で生き延びてきた女は、守りたい命と、奪われた名の狭間で揺れる。
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