異世界婚約破棄ざまぁ溺愛幼馴染 小説一覧

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『幼馴染を優先して何が悪い』と婚約者が言うので、私も幼馴染を優先することにしました。――私の幼馴染、隣国の皇帝なんですけど

「幼馴染を優先して、何が悪い」 誕生日の夕食も、夜会のエスコートも、三年間ずっと幼馴染を優先してきた婚約者。 辺境伯令嬢シャルロットは、怒りもせずににっこり笑った。 「何も悪くありませんわ。では、私もそういたします」 「好きにすればいい」 その夜、十年間「元気です」とだけ返してきた幼馴染への手紙に、初めて本当のことを書いた。 十日後、帝国の早馬が三頭続けて駆けこんでくる。 馬車十台分の、十年分の誕生日の贈り物。 真っ青になる国王、ひっくり返る王宮、胃を押さえる帝国の宰相。 そして秋の舞踏会の夜、氷の皇帝が、彼女の前で片膝をついた。 「遅くなった、シャル」
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